CSVデータを取り扱う事が多く、ひどく大きいファイルの際は「Access」を利用し取り扱いますが、簡単な作業などの際はやはり「Excel」で編集しています。
同様な作業が多い方に、意外に使えるExcelマクロ「区切り君」を紹介します。とても簡単なコードなので、自分で作っても良いと思います。
ExcelへCSVをコピー&ペーストすると通常(デフォルト状態)は「タブ」区切りとなっているかと思うので、一つの列に行のデータ全てが入ってしまい、「区切り位置の調整」を行うわけですが、ここで、「カンマ」区切りと設定した状態になっていて、すっかり忘れてしまうと、なにか他の作業の際にペーストを行うと、列がズレていたりする事がよくあります。例を挙げると、「¥9,800」などの値をペーストした際に、「¥9」と「800」に値が分かれセルに代入されてしまいます。
気が付かないで作業を続けていて大きな時間のロスとなる事も少なくありません。
そんな時に、「区切り君」を使ってキーボードショートカット一発で、「,」カンマに区切り、設定は変わらず!(実際は「,」カンマ区切りに変更した後、再度「タブ」区切り戻しているだけですが)安心!
私はよく、オートフィルター等でデータを分けて仕分けする際などのデータの一時退避ファイル場所としてもよく利用していますので、デスクトップなどの保存しておくと非常に便利です。お試し下さい。
使い方はとっても簡単!セル「A1」を選択した状態で、「,」(カンマ)区切りのCSVデータをペーストします。データが代入され「A列」が選択された状態になりますので、キーボード「Ctrl」+「Shift」+「Q」を押下すると、きれいに区切られるはずです。
画像で使ったサンプルデータはなんちゃって個人情報のサービスを利用しました。。